【頭皮環境は良好ですか?】おすすめの市販メンズシャンプーを厳選 頭皮改善するためのたった3つの方法
あなたは、自分の髪質や肌質、頭皮環境にあったシャンプーを使っていますか?
また、シャンプーを選ぶにあたって、自分にあったものはどれか気になったことはありませんか?
市販のシャンプーは種類が豊富で、いったいどれを選べばいいかわからないという方は多いのではないでしょうか。
頭皮環境や髪質はひとそれぞれ個性があり、頭皮の悩みもさまざまです。
また、シャンプーだけではなく、マッサージやシャンプーのしかた、ドライヤーの方法などで、頭皮環境は劇的に改善されることがあります。
この記事では、おすすめの市販メンズシャンプーと頭皮改善するための3つの方法についてご紹介します。
男性と女性の頭皮に対する悩みの多くは、薄毛、フケ、かゆみです。
それぞれの悩みには原因があり、その原因を知ることで対策にもつながるので、ぜひ知っておきましょう。
まずシャンプーや頭皮改善をする前に、男性の大半が悩まされる薄毛の主な原因を知っておくとよいでしょう。
薄毛対策についておすすめの動画のリンクを張っているので、ぜひ参考にしてみてください。
薄毛の主な原因は以下の4つであるといわれています。
1.薄毛の主な4つの原因
・男性ホルモン(テストステロン)と5a還元酵素
・ストレス
・血行不良
・頭皮環境の悪化(頭皮の汚れ)
【薄毛の原因】その①:男性ホルモン(テストステロン)と5a還元酵素
男性ホルモンとよばれるテストステロンは薄毛の原因ともいわれていますが、近年の研究によると、テストステロンと薄毛には直接的な関係がないことがわかっています。
テストステロンは、"体毛の発育"に関係している体内のホルモンで、10代~30代のうちに大量分泌されます。
もし、テストステロンが薄毛の原因だとしたら、10代から30代の期間はみんな薄毛に悩まされることになります。
ですが、実際はふさふさでその期間に悩んでいる方も少ないことから、男性ホルモン(テストステロン)は薄毛の原因ではないと結論付けられます。
先にも書いた通り「5a還元酵素」というものが関係してきます。
ところが、この5a還元酵素もテストステロンと同じように、直接的には関係しないことも、研究では明らかになっています。
ではなぜ、この二つが薄毛の原因となるかということですが、実は、a還元酵素はテストステロンを凶悪な悪玉ホルモンである「ジヒロテストステロン」という物質に変え、頭皮には脱毛の効果を、その他の毛髪部分には育毛の効果を与えています。
このジヒロテストステロンが、薄毛を招く大きな原因であるのです。
5a還元酵素は遺伝によって分泌量が変わってきますが、摂取するものでも抑制できることがわかっています。
一番効果的なのは、医療用のサプリメントですが、日常生活で簡単に摂取できるものの中で、代表的なのは、イソフラボンと亜鉛です。
イソフラボンは、大豆や豆乳に多く含まれており、女性ホルモンのエストロゲンと構造が似ていることから、女性ホルモンのような効果が期待できるといわれています。
エストロゲンにはヘアサイクルの成長期を延長する働きがあるため、イソフラボンにも似た効果が期待できると考えられています。
また、亜鉛ですが、主にカキ、レバー、チーズ、卵黄、うなぎ、納豆に多く含まれています。
しかし亜鉛は、吸収率の悪い栄養素という特徴があるので、食事で摂取してもすべてが吸収されるわけではありません。
摂取のし過ぎもよくないので、サプリメントで調整されたものを摂取するのが効果的といえるでしょう。
【薄毛の原因】その②:ストレス
人間の体は強いストレスを受けると、体内のホルモンバランスが大きく崩れてしまいます。
ホルモンバランスが崩れると、イライラしたり、うつ病になったりと、体だけでなく心にも影響を及ぼし、日常生活に支障が出ることもあります。
髪の寿命(ヘアサイクル)は5~6年ほどですが、中にはストレスによってホルモンバランスが崩れて、2~3年ほどで抜け落ちてしまう髪もあります。
AGA(男性系脱毛症)の方でも、円形脱毛症のように生えてこなくなることはなく、きちんと髪の毛は生えてきますが、髪の毛の抜け落ちる周期が短い(2~3年で抜け落ちてしまう)と、だんだん細く短くなってしまい、最期には生えてこなくなってしまいます。
実際には、ストレスが髪の毛に影響を及ぼす明確な根拠はありませんが、ストレスにさらされる期間が何年も続けば、AGAを促進させてしまう可能性があります。
休息を十分にとったり、バランスのいい食事をしっかりとってストレスを軽減する方法を探してみましょう。
【薄毛の原因】その③:血行不良
次に血行不良ですが、頭皮の血行が悪いと薄毛の原因になります。
偏った食生活や、運動不足、乾燥などが原因で、頭皮が固まってしまいます。
頭皮が固まると血行が悪くなり、毛根に必要な成分が頭皮に行き届かなくなってしまうのです。
運動不足を解消したり、食生活を改善するのはとても効果的ですが、日ごろから頭皮のマッサージを1分程度行うのをオススメします。
頭皮マッサージを行うことで頭皮をやわらげ、血行不良の改善につながりますし、今すぐできるので、ぜひ以下の動画を参考にしてみてください。
マッサージ後、頭皮が少し温かくなれば、効果を得られているという証拠になります。
【薄毛の原因】その④:頭皮環境の悪化
また、頭皮環境の悪化(頭皮の汚れ)が原因で薄毛になる場合もあります。
毎日欠かさずシャンプーをしていても、洗い方が悪いと皮脂が残り、その残った皮脂が新しい髪の毛が生えてくるときに邪魔をしてしまい、髪の毛が生えにくくなってしまうのです。
また、シャンプー自分に合っていないシャンプーを得たんでしまうと、十分にシャンプーをしても皮脂が落ち切らなかったり、逆にシャンプーの洗浄力が強すぎて皮脂を落としすぎてしまい、頭皮が乾燥し皮脂を分泌しやすくなります。
フケやかゆみの原因にもなりますので、まずは正しいシャンプーの仕方を覚えておきましょう。
多くの方は頭頂部からシャンプーをするという方が多いと思いますが、それは間違った洗い方です。
正しい洗い方は、以下の動画で説明していますので、ぜひご覧ください。
また、洗い方も大事ですが、ドライヤーの方法も正しく行うことが大事です。
強い温風で最後まで乾かしてしまうと、髪の毛と頭皮に大きなダメージを与えてしまい、薄毛の原因を作ってしまいます。
男性の方でも、ドライヤーは正しくしっかり行いましょう。
ドライヤーの方法としては、髪の毛の80%が乾くまで強い温風を使います。その時、毛先からではなく根元から乾かすのが基本です。
80%ほど乾ききったら、弱い温風や弱い冷風で仕上げをしていくと髪にも頭皮にもダメージを与えずに乾かすことができます。
詳細の方法は以下の動画をご覧ください!
自分にあうシャンプーの見分け方とシャンプーの選び方
頭皮環境は人それぞれ異なります。
乾燥気味の人や、脂性気味の人、中には乾燥肌だけど髪の毛は脂性で皮脂やフケが多いという方もいます。
そんな風に頭皮への悩みがさまざまなように、シャンプーも様々な種類があります。
自分自身の悩みに適したシャンプーを正しく選び、頭皮環境を改善していきましょう。
2.シャンプーの選び方
まず、男性には女性用シャンプーをオススメしません。なぜなら根本的に使用する目的が違うからです。
使用する目的とはなんだろう?と思った方は、シャンプー選ぶ前に女性用と男性用のシャンプーの特徴の違いを理解しておくとよいでしょう。
女性用シャンプーの特徴
・洗浄力が強い
・頭皮ではなく髪質にこだわっているシャンプーが多い
・匂いをよくするための添加物が多い
男性用シャンプーの特徴
・洗浄力が比較的弱め
・頭皮にこだわっているシャンプーが多い
・添加物が少なめ
また、男性と女性の頭皮環境は以下のように違うことがわかっています。
・男性の頭皮はべたつきやすくかさつきやすい
・皮脂の分泌量が女性の3倍。放置すると臭う
・男性ホルモンの影響で髪の寿命が短く抜けやすい
さまざまな種類があるシャンプーですが、成分や頭皮環境を見比べて適したものを使うというでしょう。
男性の頭皮環境には大きく分けて脂性肌、普通肌、乾燥肌があります。
成分を見てもわからない!という方は、下の方に頭皮環境に合わせたオススメのシャンプーをご紹介していますので、ぜひそちらをご覧ください。
自分の頭皮環境が気になる方も、下の方に頭皮の見分け方を紹介しておりますので、その方法を試してみてください。
3.シャンプーの成分について
シャンプーの成分は、アミノ系、ベタイン系、石鹸系、高級アルコール系、メントール系に分けられます。
それぞれ特徴はありますが、主に①アミノ酸、ベタイン系、②高級アルコール系、石鹸系はシャンプーの成分としてよく使用されています。
それぞれの特徴としては、
①アミノ酸系、ベタイン系
天然由来成分にアミノ酸を反応させて作られたアミノ酸系の界面活性剤が使用されている商品です。
赤ちゃん用のシャンプーにも使われているほどで、髪や頭皮への刺激が少なく、体に優しい洗うことができます。
しかし、その分洗浄力が弱く一回のシャンプーだけでは落ちにくい場合もあるので、ベタつきやすい髪質の方は注意が必要です。
②高級アルコール系、石鹸系
アミノ酸系、ベタイン系に比べて洗浄力が高く、少量でもしっかり洗うことができます。
ですが、髪質や頭皮にダメージを与えやすく、特にかぶれや乾燥がひどく、フケが出てしまう人にはおススメできません。
特に注意が必要な成分
シャンプーに含まれている成分の中でも、特に注意が必要な成分があります。
それは、ラウレス硫酸Na(ナトリウム)です。
ラウレス、ラウレル、ラウリルとつくものは個人的におススメできません。
これらは洗浄成分の中でも、強力な成分に分類されるので、たとえ頭皮がべたつく方でも、使用しないことをおすすめします。
4.頭皮環境の見分け方
自分の頭皮タイプの見分け方
・人には脂性肌、普通肌、乾燥肌の3つの頭皮タイプがあります。それぞれの頭皮タイプに応じてシャンプーを選ぶといいでしょう。
でも、自分の頭皮タイプがどれかわからないという方は以下の基準を参考にしてみてください。
【脂性肌】
入浴後、30分ほどたっておでこに脂を確認したら、脂分の多い脂性肌です。脂分で毛穴が詰まってしまい、薄毛の原因にもなるでしょう。
対策として、洗浄力が高く、すっきりするメントール系のシャンプーを選ぶとよいでしょう。
しかし、あまり洗浄力が強すぎるとかえって脂分を分泌し、よりべたつく頭皮環境になってしまうので、洗浄成分であるラウリル硫酸ナトリウム、またはラウレス硫酸ナトリウムが成分表期の2~5番目以外に書かれてあるものを選びましょう。
どれを選べばいいかわからない…という方は、比較的洗浄力の少ない、アミノ酸系シャンプー『バルクオム the shampoo』をオススメします。
バルクオム the shampoo
ただバルクオムthe shampooは成分的に申し分ない商品ですが、日常的に使用するシャンプーの中でも値段が高く、なかなか手が出せないという方も多いと思います。
そんな方におすすめなのが、『ZACC 薬用ボタニカルシャンプー』です。
ZACC 薬用ボタニカルシャンプー
主成分がアミノ酸系のシャンプーで、毛詰まりをおこしにくいノンシリコン処方のため、髪はもちろん頭皮にも優しいシャンプーです。
石鹸系の成分も含まれているため、洗浄力もあり、洗髪後はさっぱりとした仕上がりになります。
【普通肌】
入浴後、60分しておでこに脂を確認したら普通肌です。
頭皮環境で最もいい状態ですが、夏場など暑い日は皮脂の分泌量が変わり、脂性の肌になったり、紫外線の影響を受けやすかったりするので注意が必要です。
普通肌の方でも皮脂や薄毛に悩まされている方もいると思います。
少しでも頭皮に対して悩みや心配があるのであれば、洗浄力の低いシャンプーを使うとよいでしょう。
洗浄力の強いシャンプーを使い続けると、乾燥肌の原因になり、かえって皮脂の分泌が増え、薄毛の原因になります。
そんな普通肌の方は、刺激の少ないアミノ酸系のシャンプーをおススメします。
オーセル オアシス天然シャンプー
価格帯は2000円~3000円ほど。
石油系の合成界面活性剤を使用していないため、洗浄力がひかえめで頭皮にも優しいシャンプーです。
保湿成分を配合し、洗いながら髪と地肌のケアができるシャンプーです。
【乾燥肌】
入浴後、90分以上経過してもおでこに脂を確認できなければ乾燥肌です。
体内の脂分と水分のバランスが乱れているのが特徴です。
また、シャンプーで過度に洗いすぎていたり、シャンプー後のすすぎ残しが原因で乾燥肌になっている場合もあります。
洗浄力の高いシャンプーは控えて、タンパク質の多い魚や大豆などを摂取しましょう。
そんな乾燥肌の方には、普通肌の方が使用するシャンプーよりもより洗浄力の低いアミノ酸系のシャンプーをオススメします。
CHAP UP CUシャンプー
価格帯は5000円ほど。女性用のシャンプーよりも少々お高めですが、300mLと内容量も多く、育毛ブランドが開発したシャンプーということもあり、かなり頭皮環境にこだわりぬいたシャンプーです。
刺激が少なく添加物も不使用なので、毎日安心して使えます。
5.まとめ
頭皮環境はひとそれぞれ異なるものですので、自分自身にあったシャンプーを使うことをオススメします。
毎日のケアが頭皮に圧倒的な差を生みますので、ぜひ参考にしたシャンプーを使ってみてはいかかでしょうか?